経営業務の管理責任者が必要な理由
建設業許可の大きな要件の一つに経営業務の管理責任者があります。建設業を請負っている会社での役員経験が5年ないし7年必要で、この要件を満たすことができず建設業許可を断念するケースが多々あります。
建設業に参入したい人にとっては大きな障壁なのですが、本来、建設業は許可を受けていなくても500万円未満の工事であれば請負うことは可能です。ある程度の経営経験を積んでから許可を受けてくださいといのが法の趣旨なわけです。
言うまでもありませんが、建設業は人の生活に大きくかかわってきます。家を建てたり、橋をかけたり、ダムを作ったり・・・。工事に不備があったりすると人の生死にも係ってきます。そういう意味で経営経験をある程度積んだ者がいない場合は大きな工事はさせませんよということなのでしょう。
建設業以外では経営経験が必要な許認可はありませんが、例えば宅建業などは営業保証金が必要です。業務を行うに当たっては1,000万円の供託が必要になるのです。これも万が一の場合に備えて、ある程度の資産があり、万が一の時に顧客へ補償することを可能にするための措置と言えます。
経験が必要なのかお金が必要なのか対応はそれぞれですが、重要な産業ですので、ある程度の条件を付けて業者を参入させるようにしているのです。建設業者の中にはお金を払って経験を買いたい!なんて人もいますが、建設業許可ではそれはできないということなのです。
2010年04月19日 コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリ: 建設業許可
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